昼すぎまでゴロゴロしていた。自堕落そのものだが、体力が無いせいかなかなか体が動かない。
でもこの習慣がニュージーランドに渡った時に少し時差ボケを緩和してくれたように思う。
今日はビーニャを発つ日であり、南米を発つ日であった。
思えばこの一月の間南米で色々なことがあった。
日本では見ることのできない様々な光景に感動し、いろんな人と出会った。
またトラブルが皆無なのは奇跡的だった。
話を聞いていると南米旅行者の半数は何らかのトラブルに巻き込まれている印象を受けたからだ。
悔やまれることももちろんある。
宿で出会った人の写真を見せてもらうと、やっぱり行ってない所、(気象等で)見れなかった物、は今からでも行ってみたいと思ってしまう。
スペイン語がほとんど話せないままだったのも残念だ。
実際話せなくてもなんとかなるのだが、話せると行動の幅が全然違ってくると思う。
なんていうか自分は向上心に乏しいといつも思ってしまう。
ビーニャに来たルートを逆に進み、サンチアゴの空港に到着。
逃せないフライトなので早めに出発したが(南周り線は慢性的に混んでいて予定の変更が殆ど効かない)、
アクシデントもなかったせいかかなり早く着いた。
ちなみにこのルート(SCL→AKL)は運賃もとても高いらしい。イースター島で会った人は20万円するから諦めて経由便でNZ→チリに来たと言っていた。自分も一周券じゃなかったら絶対使わなかっただろうなと思った。
到着後は特にすることもなく空港をぶらぶらしていた。
余ったチリペソをNZドルに変えようと思ったが、表示があるのに断られてしまった。わからん。
飛行機は定刻に出発。
さらば南米。いつかまた来るよ。